怠け者の旅と多肉の古民家暮らし

好奇心の赴くままにいろいろ書きます。

エキゾチックで可愛い オマーンの民族衣装

オマーンにはインドやパキスタンバングラディシュからの移民が多いですが、服装でどこから来た人なのかが一目瞭然です。

 

オマーン人はディスターシャと呼ばれる湾岸の人がよく着る白い長袖のロングワンピースのような服に帽子をかぶっています。

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そして、腰からハンジャルという短剣を指している人も!

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帽子の上から、スカーフを巻き巻きしている人もいて、すっごくおしゃれです。

ウールのスカーフに刺繍が施されています。

オマーン国内生産ではなく、カシミールから輸入だとか。

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帽子の柄も多種多様で可愛い〜♪ついつい買ってしまいました。

買うなら、圧倒的にサラーラが安いのでお勧めです!全く物価が違う!

そして、帽子の折り方にオマーン人のこだわりが出ています。

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縁を織り込み、前を高く出したり、頭のてっぺんにくぼみを付けたり、織り込み幅を大きくして低い帽子にしたり!

 

ちなみに織り込む方法はこんな感じです。

手馴れていてシュシュシュ〜と完成ですが、やってみると意外に難しいのです💦


oman hat オマーン 民族帽子の折り方

 

このディスターシャと帽子はオマーン国民の制服です。

なので、ほかの国の人が着ることはありません。

 

民族衣装なので、さぞ昔から着ているのだろうと思っていたら国民服に指定されたのはそんなに昔ではないようで。。。

 

オマーンはもともと部族社会地域で、国民というより部族絵への帰属意識が強い地域で争いも絶えなかったのを、前国王のスルタンカーブスが統治しオマーン人のアイデンティティ形成のために国民服を制定したとされています。

 

オマーン人の民度の高さを感じるのが、みんな真っ白で汚れていないディスターシャを着ています。こんな砂っぽい国で汚れ目立つだろうな、、と思うのですが汚れている人なんかいません。

 

そして、おじさんももれなく良い匂いがします!!!

服にお香を焚いて匂いを付けるよーと市場等でも聞きましたが生活の一部なのですね✨

 

ちなみに帽子のこんな使い方も〜

おしゃれ!たくさん買えば良かった!! 

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